桜の開花宣言も聞こえ始め、いよいよ春本番。待ちに待ったスペシャルな季節の到来…と思いきや、まるで初夏のような陽気が続いていますね。しかしご安心ください。春の気まぐれ、三寒四温はこれからが本番。寒の戻りもきっとやってきます。

こんな季節の変わり目に頼りになるのが、やはり【Barbour(バブアー)】。オイルドジャケットならではの防風性は、春の肌寒い風をしっかりと遮断。適度な保温性で、寒暖差の激しい春の気候にも柔軟に対応してくれる、大人の春コーデに欠かせない一着です。

本日は、そんな季節の境目に大活躍間違いなしのバブアーから、2025年春夏の新作モデルをご紹介させていただきます。バブアーの定番モデルといえば、まず名前が挙がるのは「Bedale(ビデール)」ではないでしょうか。その襟のデザインに代表されるように、バブアーといえばコーデュロイの別生地を使用した襟がブランドのアイコンとして広く知られています。


 さて、少し前置きが長くなりましたが、今回ご紹介する新着モデルは、一言で表すなら「バブアーらしくないレアモデル」。襟元がフード仕様になっているんです。バブアーのラインナップにおいて、フード付きのモデルは決して多くなく、時に「幻のモデル」とさえ囁かれるほど希少な存在です。


バブアーの長い歴史の中には、数々のマスターピースと呼ばれる名作が存在します。
街を歩けばバブアーあたると言われるほど、その人気と信頼性は揺るぎないもの。定番モデルとなれば、街中でのバッティングは避けられないのも事実です。
それこそが、長年愛され続ける信頼の証なのですが。

 今回、皆様にご紹介させていただくのは、そんなバブアーの中でも一際レアな存在となるであろうモデル。バブアーの「Heritage +(ヘリテージ プラス)」コレクションからの最新作です。
そして、そのベースとなっているのは、これまたバブアーの中では珍しいモデル、「Durham(ダーラム)」なんです。

バブアーの「Heritage +(ヘリテージ プラス)」とは?

「Heritage +」コレクションとは、ミリタリーやワークウェアといった普遍的なデザインのマスターピースに、バブアーが長年培ってきたDNAを注入し、現代的に再構築したコレクションです。つまり、ミリタリーやワークウェアの持つ機能美と、バブアーならではの素材やディテールが融合した、新しいコンセプトのモデル群というわけです。

今回の新作モデルは、まさにこのコンセプトを体現した一着。バブアーらしさと、ミリタリー&ワークのテイストが絶妙なバランスでまとめられています。ベースとなった「Durham」が持つ雨対策の機能はそのままに、随所に見られるミリタリーテイストが、このモデルの大きな特徴と言えるでしょう。

素材 – バブアーの代名詞、ワックスコットン

 素材には、もちろんバブアーの強みであるワックスコットンを採用。小雨やにわか雨程度であれば傘要らずで、しっかりと水を弾いてくれます。そして、風を通しにくい特性も、春の変わりやすい天候には最適です。このコットンワックス素材は、機能性はもちろんのこと、クラシックで味わい深い雰囲気を演出してくれるのも魅力。

アウトドアブランドのアイテムとは一線を画す、洗練されたタウンユースなスタイルを作り出す、バブアーならではの良さが際立っています。


デザイン – レアなフードデザインとミリタリーポケット

  • バブアーでは珍しいフードデザイン
    このフードデザインは、好みが分かれるポイントかもしれません。しかし、そのメリットは間違いなく大きいと言えます。

    まず、街中で他のバブアー愛用者と被る可能性が非常に低く、さりげなく個性を演出できること。

    そして機能面では、急な小雨程度なら傘を持たずに外出できるという利便性も魅力です。

    「英国人は傘をささない」という言葉も聞かれますが、天候の変化が多い春には、フード付きのアウターは実用的な選択肢となります。

    ちょっとした雨なら傘をさすのが億劫だったり、室内に入ってから濡れた傘の扱いに困ったり…そんな煩わしさからも解放されます。
  • ミリタリーテイスト溢れるフロントポケット
    フロントに配置された大きめのポケットは、今回のモデル最大の特徴の一つ。ミリタリーウェアに見られるような、収納力の高いデザインです。

    普段から多くの物を持ち歩く方はもちろん、寒い日にサッとストールや手袋などを出し入れできるのは、意外と便利なポイントです。

  • バブアーのDNAを表現する裏地
    そして、脱いだ時にちらりと見える英国らしいタータンチェックの裏地も、このモデルの魅力を引き立てる重要な要素。

    この裏地柄もまた好みが分かれるかもしれませんが、バブアーの伝統とブランドのアイデンティティを感じさせる、外せないディテールと言えるでしょう。

まとめ – バブアーらしからぬ、しかしバブアーのDNAを受け継ぐ一着

 冒頭でも述べましたが、今回の「Heritage + Durham モディファイド ブルゾン」は、ある意味バブアーらしくないモデルかもしれません。しかし、そのディテールや素材には、しっかりとバブアーのDNAが息づいています。

 昨今のアウター、特にシェルジャケットと呼ばれるようなモデルの原型、マスターピースとなっているフード付きのデザイン。その完成されたシルエットは、どんなコーディネートにも合わせやすく、まさに万能と言えるでしょう。

この普遍的なデザインを、バブアーならではの素材とディテールで表現した、2025年春夏のレアな新作モデル。使いやすさという点においては、バブアーの大定番モデルを凌駕する可能性さえ秘めています。

まさに「バブアーの血筋を色濃く残した、バブアーらしからぬバブアー」。もしかすると、このモデルも将来的に「幻のモデル」と呼ばれるようになるかもしれません。ぜひ、お早めにチェックしていただきたい、非常におすすめの一着です。

驚くべきことに、この「Heritage + Durham モディファイド ブルゾン」は、他のショップでの取り扱いが極めて少ない、まさにレアなモデルです。

だからこそ、他とは一線を画す、個性的なバブアーをお探しの方には、またとないチャンスと言えるでしょう。

最後にスタイルサンプルを

バブアーらしからぬコーディネートに仕上がりました。
今シーズンはカモ柄パンツが気になるかもです。

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