初夏のアウターは【シャツ】だった。

〜大人の男にこそ似合う、涼しげで上質なシャツスタイル〜
「Tシャツじゃ足りない。ジャケットじゃ暑すぎる。––そんな今に、ちょうどいい“シャツアウター”という選択。」
気づけば暦の上では5月も後半。
初夏を通り越して、日中はすでに30℃近くまで上がる日も出てきました。
とはいえ、朝晩は20℃前後とまだ少し肌寒く、ただのTシャツ一枚では心もとない––そんな季節の境目に差しかかっています。
そんな時期、大人の男性にこそ試してほしいのが「長袖シャツをアウターとして羽織るスタイル」。
軽く、風通しがよく、それでいて見た目もだらしなくならない。日中の暑さにも、朝晩のひんやりとした空気にも自然にフィットする頼れる一枚です。
今回は、そんな“シャツアウター”として主役になれる2型を厳選。
気温差が大きい今の時期にこそ活躍し、夏本番まで長く付き合える一着をご紹介します。
スタンドカラーが新鮮。シアサッカー素材のワークシャツ
素材:肌が喜ぶ、コットン100%のサッカー素材
近年はポリエステル混のサッカー生地も多く見られますが、肌ざわり・着心地を重視するなら、やはり天然素材のコットン100%が本命。
吸汗性に優れ、肌離れも良いため、30℃を超える日でも快適に過ごせます。
サッカー素材はインド発祥の、暑い地域で愛されてきた生地。そのルーツが示す通り、初夏〜真夏にかけて重宝される軽やかな素材です。

BROOKLYN OVERALL
アメリカンクラシック。
キャンディストライプ

BROOKLYN OVERALL
快適な着心地のサッカー素材
デザイン:ニューヨークの空気を纏う、ワークベースの1枚
襟元はスッキリとしたスタンドカラー仕様。ほぼノーカラーに近い着用感で、首元にストレスを感じず、リラックスした雰囲気に仕上がります。
普段仕事でシャツを着ている方でも、「休日に取り入れやすいシャツ」として選びやすいデザイン。
ブルックリンオーバーオールらしい、ワークディテールがさりげなく散りばめられており、チノパンやデニムなどとの相性も抜群。
“大人のリラックスしたシャツスタイル”を楽しみたい方にこそおすすめしたい一着です。
スタイルサンプルになります。

初夏のスタイルには最適な着こなし
パターン×パターンのすこしクセあり。

気温30度越えの日中のスタイル
真夏のお出かけのシーンにおススメです。
シャツ以上、ライトアウター未満。ROYAL NAVYのポプリンシャツ
素材:高密度コットンポプリンで軽やかに
英国海軍の正規ライセンスブランド「ROYAL NAVY」から登場した、こちらのモデル。素材には、細番手の糸を高密度に織り上げたコットンポプリンを採用。
上品な光沢感としなやかな風合いが特徴で、薄手ながらしっかりとした質感。軽やかな羽織りとして、真夏まで活躍してくれる一着です。

ROYAL NAVY

ROYAL NAVY
デザイン:シャツとしても、ライトアウターとしても
やや長めの着丈で、1枚での着用はもちろん、ライトコートのようにも使える万能デザイン。無地とストライプの2パターン展開で、シンプルながら存在感のあるスタイルに仕上がります。
ミリタリーベースのデザインらしく、細部のディテールにもこだわりが光り、所有感をくすぐる一着。軽快さと大人の品を両立したシャツは、ワードローブに加えておきたいアイテムです。

シンプルなシャツ×パンツスタイル
少しかしこまったお休みの日に◎

少しラフな雰囲気で、軽いアウター変わりに、ご近所に散歩からお出かけにも◎
シャツは「初夏の定番アウター」
いかがでしたでしょうか?
シャツは「着るもの」というより「羽織るもの」として捉えることで、春から夏への移ろいをスマートに乗りこなせます。
大人のカジュアルスタイルにおいて、「シャツ」は決して脇役ではありません。Tシャツには出せない品格、そして肌を守る機能性を備えたシャツは、夏本番でも活躍します。
今年の初夏は、“シャツをアウターとして着こなす”。そんな少しの工夫が、あなたのスタイルをぐっと大人っぽく、涼しげに引き上げてくれるはずです。