ニューヨークヤンキースキャップ

関東地方も梅雨入りし、いよいよ本格的な夏が近づいてきましたね。今回は、来る夏に向けて、マストアイテムの「帽子」をピックアップしてご紹介します!

本日ご紹介するのは、もしかしたら世界で一番身につけられているかもしれないロゴの帽子、ニューヨーク・ヤンキースのキャップです。

「なぜか惹かれる」NYロゴの秘密

「N」と「Y」の2文字を組み合わせただけの、この極めてシンプルなロゴ。しかし、そのフォントと配置の絶妙さは、見る人を惹きつけて離しません。特に「Y」の文字が「N」に美しく重なるデザインは、過剰な装飾がなく、いつの時代も飽きのこない普遍的な美しさを放っています。

このロゴが持つ魅力は、デザインだけにとどまりません。1877年にデザインされ、1909年からヤンキースの公式ロゴとして使われ続けているという、実に長い歴史と伝統に裏打ちされています。

さらに驚くべきは、当時の**ティファニーのチーフデザイナー、エドワード・C・ムーア (Edward C. Moore)**が手掛けたという背景があることです。高級宝飾ブランドが創り出したという事実は、このロゴのデザイン性の高さに、より一層の説得力と「本物」の重みを与えています。

そして、「NY」という文字がそのまま「ニューヨーク」という世界的な大都市、そして自由、多様性、成功、活気といったポジティブなイメージと強く結びついていることも、このロゴが世界中でこれほどまでに認知され、愛されている理由でしょう。

私もこのロゴを長く見ていると、なぜか無性にかぶりたくなってしまいます!

「隠れた名品」アーバンアウトフィッターズ別注「ゴルファースタイル」キャップ

そんな世界的に有名なNYロゴですが、今回Workers Garageが自信を持っておすすめするのは、ニューヨークの人気セレクトショップ、アーバンアウトフィッターズ(Urban Outfitters)の別注モデル、通称**「ゴルファースタイル」キャップ**です。

こちらのモデルの特徴をまとめみました

「THE GOLFER」モデルがベース:ニューエラには「THE GOLFER(ザ・ゴルファー)」という独自のモデルがあり、このモデルは、1960年代のゴルフキャップからインスパイアされており、一般的なベースボールキャップよりもクラシックで上品な印象を与えます。

チェーンステッチのNYロゴ:

フロントのNYロゴが、通常の刺繍ではなく「チェーンステッチ」で施されているのが大きな特徴ですチェーンステッチは、手作業感のある温かみと、立体的な質感がレトロな雰囲気を醸し出します

ウォッシュ加工

生地にはウォッシュ加工(洗い加工)施されていて、これにより長年使い込んだような風合いや、独特のくすみのあるカラーリングが生まれます。

色褪せたようなヴィンテージ感が、ゴルファースタイルの魅力をさらに高めます。

柔らかなコットン素材と5パネル構造:

硬い芯が入った通常のキャップと異なり、柔らかめのコットン素材で、ラウン(帽子の頭部)が5パネルで構成されています。これにより、被り心地が良く、頭の形に馴染みやすい柔軟性があります。

補強パーツとしての「メッシュの日差し」:

昔のキャップによく見られた、フロントパネルの内側にメッシュ状の補強パーツがあります。昔のキャップにはついてましたね。幼少のころを思いだします。(笑い)

「メッシュの日差し」と称されることもありますが、実際はフロントパネルの型崩れを防ぐためのものです。このディテールがさらにレトロ感を強調します。

まとめ

アーバンアウトフィッターズ別注のゴルファースタイルNYロゴキャップは、その独特のレトロな魅力から、ストリートファッションだけでなく、キレイめカジュアルやアメカジスタイルにも合わせやすいモデルです。

ヴィンテージ感と、上品さを兼ねた『隠れた名品』かと思います。

あまりにもニッチで、ちょっと目に見える人気は出ていないモデルですが
自信をもっておススメできるモデルです。

見れば見るほど味わい深い良さがあるモデルです。

チェックラロングスタジャン

冬のスタイルにもいい感じに馴染みます。

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