年末年始のインナー、何を着る?
クリスマスが終わった余韻にひたることもなく、すでに街中はお正月の準備一色になりました。

今日から冬休みの方も多いのではないでしょうか。
何かとイベントの多くなる年末年始。
この時期におススメなインナーアイテムにとして活躍するニットを紹介させて頂きます。
年末年始のプチイベントのオフスタイルにピッタリはまるアイテムです。
雰囲気がラフになり過ぎないところが魅力です。
カジュアルシックなスタイルに最適なアイテム。
スウェット感覚で着れて、軽くストレスのない着用感でしかも暖かい。

もともとこのニットのルーツは、シェットランド諸島の漁師たちのワークウェア。
最大の特徴は、表面の出来るウォーミ―な起毛感。
アザミのトゲで何度もで引っ掻き起毛させています。
表面にできた起毛が空気層をつくり寒さと水滴を軽減。
漁師を寒さから守る知恵から生まれたそうです。
暖そうな起毛感が魅力です。

寒さからスコットランドの漁師を守っていたこのシャギードックのニットは
やがて大西洋を渡りアメリカの地で受け入れら、やがてスタイルとして根付きます。
日本でも1960年~1970年代頃にはアメリカの代表的なファッションの一つとして紹介されたスタイル。
アイビーやトラッドスタイル。
その中の代表的なアイテムの1つとして人気があったのではないでしょうか。

最近は着ている人をあまり見かけなくなりました。
しかし、ここ数年人気の高いアウターの一つ、BARBOURとは相性バツグン。
やはり同じルーツを持つからなのでしょうか。
親和性がバツグンです。
寒冷地を除くと体感的にも日本の冬にも最適なスタイルが完成します。
年末年始のお出かけシーンにもピッタリです。

数年前から値上がり始め、手ごろなお値段ではなくなってしまったの残念です。
ですが着用年数など考えるとトータル的にはメリットの方が多く感じます。
トータル的に考えるとやはりおススメ。
おススメな理由をまとめてみました。
・とにかく暖かく保温性がバツグン
・ストレスを感じさせない着用感
・フリースを凌駕する暖かさとストレスフリーな着用感。
・冬らしさを演出する表面の起毛感。
・ニットの弱点の毛玉、味わい深いとして受け入れられる唯一のニット
・流行に左右されないタイムレスなアイテム。
・上品な雰囲気を演出してくれる
・冬でも乾きやすい
デメリット
・取扱い、洗濯(クリーニング)
・引っ掛けるこわさ
・ほつれ
取扱いにすこし気を使いますがそれ以上のメリットがあるかと思います。
ルーツはワークウェアなので以外とラフな取扱いも許容してくれます。
シェットランド大変厳しい環境で育った羊からとれる羊毛。
この地で生まれるウールで編まれたニットは見た目以上にタフです。
スウェットのように気兼ねなく着れる、デイリーウェアとして活躍してくれます。