本格的な夏を前に、やはり避けられないのが梅雨。 適度な雨は作物の生育に不可欠ですが、降りすぎると気分も滅入ってしまいますよね。

梅雨時期は湿度が高く、肌にまとわりつくような不快感があったり、かと思えば肌寒さを感じたりと、半袖スタイルではまだ心許ない日も多いもの。

さらに、洗濯物がなかなか乾かないのも大きな悩みですよね。 乾燥機を使うしかないのか、カラッと気持ちの良いTシャツを着ることもままならない季節です。

「Tシャツスタイルはまだ早いけど、湿度が高いから着るものに困る…」「洗濯物が乾かない!」――この2つは、まさに梅雨の“あるある”ではないでしょうか?

今回は、そんな悩みを解決する、この時期に「持っていてよかった!」と心から思える、ヘビーローテーション間違いなしのシャツを2型ご紹介します。


【1】梅雨にこそ真価を発揮する!「リネンシャツ」


 初夏から夏にかけて大活躍するアイテムといえば、やはりリネンシャツ。夏の代表的な素材として知られていますが、実は長袖リネンの最適な使いどころは、梅雨のシーズンなんです。

真夏はファッション性や日焼け対策などの理由で長袖を選ぶこともありますが、近年の最高気温は35度を超えることも。何か理由がなければ、あえて長袖シャツを着ることは少ないかもしれませんね。

しかし、梅雨時期は**「まだ長袖を着ていたい」という自然な体感ニーズがあるもの。 湿度が高い梅雨だからこそ、通気性に優れ、肌離れの良いリネンが最適。湿った気温でも、汗をかいてもしっかり吸収して速乾**してくれるので、この時期にストレスなく着られます。

さらに、部屋干しでも乾きやすいのは嬉しいポイント。乾きにくい梅雨の時期でも、清潔なシャツを気持ち良く着られます。まさに良いこと尽くしのアイテムです。


今回ご紹介するリネンシャツは2型。

一つは、リネン100%。少しざらっとしたラフな着心地が魅力の、ヨーロッパ産リネンを使用したブラックベースの格子柄シャツ


そしてもう一つは、バランスの良い大きさのブラウンブラックチェックシャツ。こちらはリネン60%と綿・レーヨンの混紡素材で、柔らかな着心地とナチュラルな風合いが魅力。ソフトな雰囲気を醸し出してくれます。


【2】軽くて肌触り抜群!「コットンポプリンシャツ」


 続いては、こちらも夏の代表的な素材を使用したシャツ。

細番手の糸を高密度に織り込んだコットンポプリンを使用したシャツです。薄手ながらもハリがあり、軽い着心地が魅力です。

カジュアルシャツの中ではかなり薄く、ライトな着心地。 光沢感があり手触りが柔らかく、着心地が良いのが特徴です。高級シャツやブラウスにも使われることが多く、コットン素材ならではの柔らかさや通気性も魅力的です。

このシャツも梅雨時期に軽く羽織るのにぴったり。 袖をまくらずにデスクワークをしても、素材によるストレスを感じにくく、快適に過ごせます。

また、細番手の糸で生地も軽いことから、こちらも洗濯物が乾きやすい素材です。部屋干しにも問題なく対応できます。


 大人世代は、夏でも長袖シャツを着こなす方がグッと素敵に見えるもの。 実は、夏素材の長袖シャツが最も輝くのは、梅雨の時期なんです。

今回ご紹介した2型のシャツはこの時期のスタイリングには最適なアイテムとなります。

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