８月も後半。
かつては秋冬物の立ち上がりに心躍らせた時期も、今では残暑が長引き、秋物を手に取る気分になりにくいものです。

「何を買えばいいのか分からない」と感じている方も多いのではないでしょうか。

40代の大人世代にとって、この時期の買い物の正解は大きく３つに分けられます。

1. 定番アイテムを狙い撃ちで買う
   　― 値段に左右されず、以前から欲しかった“ブレない一枚”を手に入れる。
   
2. 掘り出し物を見つける
   　― セールやデッドストックから、所有欲を満たす１枚を発掘する。
   
3. 秋冬の新作を先取りする
   　― シーズンに入る前に、お気に入りブランドの新作を押さえる。

今回はこの中の「２,掘り出し物」から、特別感と日常使いを両立するシャツをご紹介します。

INDIVIDUALIZED SHIRTS ― アメリカを代表するシャツメーカー

ご存じの方もいるかもしれません。
1961年創業の〈インディビジュアライズドシャツ〉は、アメリカ国内オーダーシャツ市場でシェアNo.1を誇るファクトリーブランドです。

歴代大統領やハリウッドスターにも愛され、半世紀以上にわたり「ドレスシャツ」を軸に展開してきました。
そんなブランドが、私たちの日常に寄り添うカジュアルシャツを手掛けた -。
その事実だけでも、すでに特別感があります。

今回のシャツが“掘り出し物”である５つの理由

倉庫で眠っていた希少な生地
　本来はドレス用途には不向きな厚手素材。あえてこの生地を選び、ワークシャツのように仕立て直しました。

左右で異なるポケットデザイン
　伝統を重んじるメーカーが奇跡的に応じてくれた、遊び心ある別注。ほかではまず出会えません。

各色６枚だけの生産数
ストライプ、カーキ各６枚。つまり同じシャツを着ている人は世界に６人だけという贅沢な希少性。

2022年モデルの価格据え置き
輸入品価格が高騰するなか、当時のままのプライス。今だからこそ価値を感じる１枚です。

販路がオンライン限定のゆえ
世に出ることなく眠っていた在庫。人と被らず、ひそかに楽しめる“通好み”のシャツです。

クラシックなモデルを現代的にアップデート
カジュアルなワークスタイルを意識したゆったりとしたシルエットに仕上げました。
袖丈やネック周りはちょうど良いサイズ感で、着心地は抜群です。

どう着こなす？  スタイルサンプルのご紹介

スタイルサンプルを紹介させていただきます。
ここでは秋冬のシーズンを中心にスタイリングを紹介させていただきます。

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まだまだ暑い８月末。
「買うべきものが分からない」と感じているなら、定番でも新作でもなく、あえて掘り出し物を選ぶのも賢い選択です。

今回ご紹介した〈インディビジュアライズドシャツ〉は――

• 歴史あるブランドの特別オーダー
• 生産わずか６枚の希少性
• 価格据え置きのデッドストック

という３拍子がそろった“大人の宝探し的シャツ”。

ふと気になったらオンラインショップをのぞいてみてください。
きっと「手に入れて良かった」と思える一枚になるはずです。

最後に ― アメリカ製品の魅力のひとつ

アメリカ製と聞くと「質実剛健」という言葉が浮かびます。
それは決して偶然ではありません。

移民文化と開拓精神の歴史のなかで、アメリカのモノづくりには「タフであること」「日常で使い倒せること」が求められてきました。まさにフロンティアスピリットの表れです。

着飾ること以上に日常を大切にし、未開の大地を生き抜くための実用性。
そのDNAが脈々と受け継がれた結果、高級品であっても“晴れ舞台専用”ではなく、日常の中でこそ魅力を発揮するプロダクトが多いのです。

今回のシャツもその精神を受け継いだ一枚。
上質でありながら肩ひじ張らず、普段着としても映える -そこにこそ、40代の私たちが求める価値があるのではないでしょうか。